与太話

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NUMBER GIRL『MANGA SICK』

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ナンバーガールの『MANGA SICK』という曲。

 

彼女が一番スキなのは 漫画の雰囲気だけだった 

 

まだ異性と付き合うという経験をしたことがなかった頃、思い描く恋愛の形はおそらく小説や映画や漫画の中で描かれる恋愛模様だったと思う。

そこに描かれている甘酸っぱさやときめきなどの感覚を、第三者の目線で覗き、それを見ている自分自身をその登場人物に投影して「自分もこんな恋愛をしてみたい」と考えてみる。

だが実際に自分が恋愛を行う当人になってみると漫画でみた理想の恋愛とはなにかが違う。相手の存在が100%自分にとっての理想でない場合もある。自分が漫画の主人公のようにうまく立ち回れるわけでもない。一人で静かに過ごしていたいと思っている時にむこうから連絡が来たり…。

 

「理想」はいつだって美しく描かれる。その「理想」の持つ完全な美しさに「現実」の美しさは叶わない。自分の恋愛に「理想の恋愛」(=漫画の恋)を望んでしまと、どうしても実際の「現実の恋愛」はツマラなく感じてしまう。

そして過ぎ去った「現実」は「記憶」となって、”「記憶」はいつか「妄想」に変わる”(ナンバガの歌詞によく出てくるフレーズ)

 

彼女は願っている 漫画の恋をしていたい 気分の中で生きていたい 愛してるって誰にいいたい?

 

このように歌詞の中では最終的に”漫画の恋をしていたい”といって、「現実の恋愛」に見切りをつけ(?)、”愛してるってだれにいいたい?”という問いかけで締められる。