我を忘れる。その時だけが自由になれる。
苦しみから目をそらすことができる。
どうすれば我を忘れて何かに没頭できるのか。
僕の場合は、音楽を作っている時と、時々絵を描いている時。
我という存在から離れて、時間の感覚から離れて、「この身体」のみがここにある。
超主観の視点。そこに幸福があるのか。
忘我こそが幸福なのか。
無心で物作りをすることこそが苦しみからこの身を解放してくれる唯一の方法なのか。
曲を作り続けるしかないのか。
絵を描き続けるしかないのか。
それを死ぬまで続けるのか。
生活していけるのか。
「苦しみとの付き合い方 」。