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与太話

twitter : https://twitter.com/yota_kk sound cloud : https://soundcloud.com/yota_kk

短歌


もう12月 両手に吐く息白く
子供が音立て踏む霜柱

 

寝て起きて寝て起きて寝て起きて寝て

起きて寝て起きて寝てまた起きる

 

雲ひとつ無い青空を見上げても
いつも心は土砂降りの雨

 

人それぞれの休日の過ごし方
休み方にも十人十色

 

ひとりきりAMラジオを聴いている
ひとりぼっちじゃない気になれる

 

両の手で持ったカップのあたたかさ
唇に触れるミルクのあつさ

 

したいこと やりたくないこと すべきこと
クシャクシャにして ゴミ箱に捨てた

 

ひとしきり夏を騒いだ蝉たちも
消えてくときは音も立てずに

 

誰ですか あなたはどこの 誰ですか
鏡の自分が問いかけてくる

 

いい加減 新しい靴を買わないと
靴下にまで 氷雨が沁みる

 

傘をさすほどの雨ではないけれど
顔を隠して歩きたいから

 

生きて死ぬ ただそれだけの 単純な
作業もろくに できぬ不良品

 

‪木々はなぜ寒い季節に裸になるの ‬
‪最後の一枚葉っぱが落ちた ‬

 

砂が落ちるまでのこの3分間は
制限付きの確かな自由

 

お月さま 今日はまんまるお月さま

夜空にぽっかり光の穴が

 

 

『人間と動物』

www.youtube.com

 

生き方を忘れた 一人の人間
犬畜生に憧れて言葉の無いコミュニケーションがしたい

ああ 壊したいんだこの身体

 

生き方を見つけた 一匹の動物
食べて寝るだけ ただ生きるだけ
暇もない 時間もない 死にもしない
ああ やっと来れたぜユートピア

 

ああ どこへ行っても決して逃げられやしないから

ああ どこへも行かずに 笑って歌って踊って笑って

 

生き方はどうする? 全部自分次第
所詮すべて暇つぶし はじめから始まらなけりゃよかったのか?
ああ まだ狂っちゃいないぜ

 

 

意識せずとも生きている

鼓動、まばたき、呼吸、

髪が伸びる、爪が伸びる、

細胞が生まれる、細胞が死ぬ、

意識せずとも生きている、

意識せずとも生きている

今朝の夢

灰野敬二の家に行った。

灰野敬二中島らもが居た。

灰野敬二中島らもと一緒に中島らもの『いいんだぜ』を歌った。

チューニングの狂ったガットギターを弾きながら。

春はまだか

春はまだか

太陽は遠い

空は白い

草木は眠ったまま

雪はまだ溶けない

街路樹は裸

冷えきったビル街

体温のない人の波

肌を刺す灰色の風

震えが止まらない

ああ 寒い

春はまだか

あと何回

あと何回、爪を切るのだろう

あと何回、髪を切るのだろう

あと何回、食事をするのだろう

あと何回、牛乳パックを空けるのだろう

あと何回、煙草を吸うのだろう

あと何回、呼吸をするのだろう

あと何回、眠りについて

あと何回、目を覚ますのだろう

常識、非常識

昨日はバーでお酒を飲んだ。

酒は常識のタガを外してくれる。

酒に酔うような、麻薬に酔うような、

夢を見ているような、そんな音楽を作りたい。

非常識の肯定。常識からの解放。

人は産まれたときは感情のカタマリだ。

育っていく過程で社会と触れ合い、

言葉を覚え、論理を覚え、常識を覚えていく。

そういった「理」の存在は本来人間にとって不快なものである。常識とは不快なものである。

しかし社会生活を営む上で常識を持っていなければならない。これは負担である。つねに常識によって抑圧されているわけである。

そこでガス抜きのために非常識の部分を解放してやる必要がある。

その為に、芸術、芸能、スポーツ、酒、夢、ドラッグなどが存在する。

音楽をはじめとした芸術作品を作ることによって非常識の解放がしたい。

最終的には言葉すらも捨てたい。

言葉以前のコミュニケーション。

赤ん坊が全身を使ってオギャアと泣くような。

非常識の解放とコミュニケーション、それを求めている。